近年では個人でオリジナルのグッズを作って販売したり、D to Cブランドといった消費者に直接販売する大小様々なブランドも増えています。SNSなどを活用して誰でも気軽にオリジナルグッズを販売できる時代になりました。会社でも個人でも販売するためには商品を手配しなければなりません。その時ほとんどの人がインターネットを使ってオリジナル○○と調べるでしょう。そこで出てくるワードがOEMです。OEMとはオリジナル・エクイップメント・マニュファクチャリングの略で製造メーカーが他社のブランドの製品を製造することです。例えばTシャツを製造する工場がTシャツのデザインをブランドごとに変えて他社のタグを付けて製造すればoem製作になります。タグとプリントを変えるだけでも立派なOEMです。個人や始めたばかりのD to Cブランドなどはまずここから始めることの方が大多数でしょう。
OEM製作で注意すべきポイント
実際に製作するには
いざ個人の方や、会社でも今まで取引のない工場に生産を依頼して好きなものが好きなように作れるというわけにはいきません。インターネットで調べれば様々な商品をOEM製作に対応している工場や会社を見つけることはできます。まずは作りたいと思う商品のことを知らないと上手くはいきません。簡単にできると思っていることが生産工程上スゴく手間や費用がかかるなんてことはよくあることです。オリジナルの商品を作ろうと思った時には必ず壁に当たると思っておいてください。商品ごとに様々な条件や制約は必ずあります。Tシャツの袖を1センチ長くしたいと思うだけで全く条件が変わってきます。自分で商品を販売するならこだわって良い商品を作りたいと当然考えるでしょう。しかしモノ作りは想像以上に大変な仕事です。こだわればこだわった分だけ費用も時間もかかるのが現実です。
ladeco
01.
靴のOEM
アパレル製品のように型紙を作りミシンで縫製して出来上がるものと比べて靴の製作はとても工程の多い商品です。立体的になった時の状態を想定し型紙をおこし縫製してから木型にはめてアッパーと底を結合します。もちろん靴の形にこだわれば木型もオリジナルで製作しなければなりません。しかもサイズ毎に型紙も木型も必要になります。アッパーと底を結合するにも工業用の専門的な機材が必要になるので靴の専門工場以外で靴を作ることは不可能です。縫製工場であれば洋服やバッグなど様々な縫製で作れる商品を作っている工場も存在しますが靴は更に細分化されスニーカー、レディースシューズ、メンズシューズ、革靴などそれぞれ専門的に生産しています。個人や一見の会社ではなかなか製作を依頼しても生産してもらえる工場はとても少ないのが現状です。
02.
時間とコスト
スニーカーも含めて靴のOEM生産には2~3か月の時間がかかるのが一般的です。洋服などのアパレル製品で1~2か月程度、早いところで1か月以内やTシャツにプリントするだけであれば1週間以内になど小ロット短納期に特化した会社もあります。スニーカーを含む靴の工場ではそこまでクイックにできる工場はほとんど存在しません。通常、靴の最小ロットは1デザインで500足程度といったところが多いです。中国の工場であれば1000足程度。個人やまだ売り上げの読めないD to CブランドにはOEM製作はかなりハードルの高いことがわかると思います。最小ロット500足分の費用に型代や運送費用。Tシャツ100枚と靴100足の運送費用どちらが高くつくかは想像すればわかると思います。オリジナルでスニーカーをoem製作する難しさが時間やコストのことからもわかると思います。
簡単カスタムシミュレーション
自分だけの足元を!
自分でデザインした世界に一つだけのスニーカー。OEM製作のハードルがものすごく高いスニーカーをladeco(ラデコ)では1つから製作いたします。最小ロットは1つからをスニーカーで実現できるのはladeco(ラデコ)だけ!スニーカーをOEM製作をするには最小ロット500足が当たり前の商品を1つから丁寧に製作いたします。
まずはladeco(ラデコ)ホームページで簡単カスタムシミュレーションを体験してみてください。事前登録やめんどうな事なくカスタムシミュレーションをご利用いただけます。総数5000点のラインナップからお好みの商品カラーをお選びいただき自分だけのデザインをシュミレーターで確認できます。お気に入りの写真やイラスト、テキストも入れられてフォントの種類も多数あるのでメッセージやイニシャルを入れてオリジナルのスニーカーを1足でも作ることができます。
Customize Designerの使用方法